村井嘉浩宮城県知事による特別講演会を、一般住民の方を含め約150名参加のもと開催しました。
『DX先進県を目指して ~デジタル身分証アプリの活用~』と題して、いざという時の災害情報の伝達、避難所等での避難生活に関する支援など、デジタル技術を活用した防災アプリや住民サービスへの活用についてお話しいただきました。
授業後半は『防災座談会』として保科丸森町長を始めとして丸森町消防団長、上滝区長、防火夫人クラブ会長、防災リーダーに登壇いただき令和元年東日本台風発生の際のお話を中心にそれぞれの取組についてのディスカッションをお聞きしました。
村井知事のお話は、具体的でかつわかりやすく、これからの宮城県の取組そして県民がどのように利活用していくべきかを学ぶことができました。これまで市町村長会や県議会等でご講演されていたとのことですが、このように住民向けへの説明はこれからとのこと。とても貴重な授業となりました。
後半の座談会、正直もう少し長く聞いていたかったとても中身の濃い内容でした。それぞれの立場、経験したことをこれからいかに共有していくか、それは丸森町内だけでなく、広く発信していくことも大切なのではと思います。
残念ながら令和元年台風以後も各地で災害は続いています。村井知事のお話にもありましたが、宮城県から、丸森町から、そして熱中小学校丸森復興分校から想いを発信していくことこそが、今回の授業を受けた私たちの新たな目標ではないかと感じました。
次回授業は7月16日(日)です。また楽しく学びましょう。