第9期3回目授業「コミュニケーションのヒント」

6月15日(土)、第9期3回目授業を行いました。
今回はお久しぶりの斎理屋敷での開催となりました。

ホームルームでは、シアトル熱中壮行会、日本カーシェアリング協会かけはしドライバー活動報告&能登半島復興祈念コンサート参加、とかち熱中小7周年イベント参加報告、生徒会活動報告…などなど盛り沢山。熱中小学校は生徒の皆さんの自主的な活動が特色の一つです。

1限目は覺正(かくしょう)寛治先生をお招きしての授業。
覺正先生には、実は4年前の第1期にお招きする予定でしたが、当時はコロナ禍真っ只中だったため、オンラインでの授業となってしまいました。
4年の歳月を経て、満を持しての現地授業となりました。
1995年の地下鉄サリン事件当時、労働省中央職業病認定調査官としてお仕事をされていた覺正先生。
前代未聞の事件に際し、事実・数字・論理の3点を整理し、被害には業務起因性があることを明らかにし、被害者3,686名に対しての労災保険適用に尽力されました。
本案件の主担当という立場にあった覺正先生は、
「”役人”は人の役に立つ人間だ!」
「できるかできないかではない、まずやる!」
と、いう精神で動かれたそうです。
また、身近なコミュニケーションの部分でも
「相手にきちんと”へそ”を向けていますか?」
「”感謝”の気持ちの逆の言葉は”当たり前”」
など、難しいスキルを身につけなくとも、日頃の小さなことから、周りに対するコミュニケーションは変わっていくとお話されていたことが印象的でした。

2時限目はワークショップ。
4人1組に分かれて、先生へもっと聞いてみたいことや、感じたことなどを書きシェアし、じっくりとアウトプットする時間を設けました。
生徒のみなさんは授業で感じたことをスラスラと書いており、学びの深さが感じられました。

授業翌日は、不動尊公園キャンプ場に始まり、つぶら農園、阿武隈ライン舟下り、いなか道の駅やしまやでランチ、最後はあぶくま駅のがんばっぺベンチでお見送りと、丸森をフルコースでご案内させていただきました。
覺正先生にも丸森を満喫していただけたのではないかと思います。

来月の授業は7/20(土)、立山まき子先生と内藤満里子先生のお二人を招いての事業となります。
こちらもぜひお楽しみに!

タイトルとURLをコピーしました