第9期 4回目授業

『100年企業に嫁いで37年 家業も地域づくりも夫婦でやれば怖くない!』
『「見立て」のお話』

7月20日(土)、第9期 4回目授業を行いました。
今回は熱中小丸森でも初めての会場、大内地区青葉にある「青葉温泉 青雲閣」での開催となりました。
この日は高畠、ちば銚子、そして ひとよしくま から熱中パスポートを利用して参加の生徒も!

ホームルームでは、シアトルジャパンフェア、白老パスポート参加報告、生徒会長就任挨拶、8月・9月のオープンスクールのお知らせなどを行いました。

1時限目は、熊本県人吉市より、立山まき子先生・茂先生のお話。
立山ご夫妻は、創業明治10年・140年以上続く「立山商店」にて、地域と共に栄えることを大切にしながらお茶屋さんを営んでこられました。
2020年7月豪雨災害により、お店は床上2mの大きな浸水被害。
しかしお二人は地域での様々な出会いをチャンスと捉え、色々な人を上手く巻き込みながら、お店の復興と地域づくりに取り組まれてきました。
「これからどうやって生き残るか?」そう考えたときに、「若い人たちと〝一緒に〟考えながら活動していきたい。
教える・教えられるという関係でなく、互いがホンネで話し合える50:50(フィフティ・フィフティ)の信頼関係を作ってやっていきたい」という話が印象的でした。

授業後半は立山商店で取り扱うお茶の試飲なども行いました。
玄米茶、煎茶、緑茶の3種類ありましたが、生徒のみなさんからは『美味しい~…!』と絶賛の声が多数上がりました。オンラインショップも充実しているので、ぜひ購入したいですね^^

2時限目は、愛知県より、内藤満里子先生の『「見立て」のお話』。
内藤先生はこの日は朝早くから丸森入りし、熱中小生徒有志と共に丸森町内の野草を採るところからスタート。
お花や野草などが会場を鮮やかに彩り、とても和やかな場になりました。
講義では、ご自身の幼少期・生まれ育った鳥取でのご経験を踏まえながら、「見立て」をテーマに、身近な草花にまつわるお話、そして日本文化をずっと残していくことの大切さを丁寧にしてくださいました。

また、生徒の皆さんには事前に『家に眠っている器や重箱、ザルなどをお持ちください』とアナウンス。実際に生けてみよう!とのことで、好きな器に、思い思いに花や野草を生けるワークショップを行いました。
皆さんの完成した作品は、使う器も選んだ花も生け方も本当に様々。
世界に一つだけの作品がたくさん生まれました。
植物を通して、自分の心を見つめ直すひとときとなり、素敵な時間となりました。

立山ご夫妻、内藤先生、貴重なお話をありがとうございました!

次回8月17日(土)はオープンスクールです。
森万喜子先生、柴山明寛先生をお呼びしての開催となります!
お楽しみに!

タイトルとURLをコピーしました