『やさしい日本語でつくる やさしい丸森』
『You can’t change the world by doing what you’re told(言われたことだけやっていても世界は変えられない)』
12月21日(土)、蔵の郷土館齋理屋敷 習の蔵にて第10期3回目授業を行いました。
ホームルームでは、校歌斉唱、校長先生の挨拶、そして今月再開校した『ちば銚子熱中小学校』プレオープンスク―ルへの参加報告、高畠熱中小学校修学旅行@会津 の報告、前回授業の竹あかりWSを活用して展示を行った書道展報告などがありました。
1時間目は、宮永真幸先生による『やさしい日本語』の授業。
『やさしい日本語』とは、難しい言葉をやさしく言い換えることで、外国人や高齢者、障がいのある人などにわかりやすく伝えることです。
こちらは1995年の阪神淡路大震災がきっかけでより広まった概念です。災害時の情報は生死を分けてしまいます。宮永先生から教えていただいたやさしい日本語における大事な視点を、日頃から心掛けたいと思いました。
また、やさしい日本語に正解はなく、『相手の立場に立って考えること、その姿勢や考えが大切』ということも学びました。丸森にも外国人の方は一定数おりますし、外国の方だけでなく身近な人とのコミュニケーションでもぜひ取り入れていきたいですね。
2時間目は、山寺純先生による『You can’t change the world by doing what you’re told(言われたことだけやっていても世界は変えられない)』の授業。
現在、山寺さんの会社には日本人はたった4人。19か国の多国籍のメンバーで経営しているという驚きの内容から授業はスタート。山寺先生はこれまで、多様なアイデアを取り入れて事業化したり、IoTなどの様々な領域のテクノロジーのエッジで活躍されてきました。
地方では、新しい考えや価値観が排除されてしまったり、閉鎖的な文化になってしまう所も少なくありません。起業をしたり、面白い考えをもって活動する人に対して、認めて応援し、一緒に楽しむということも、立派な起業支援であり、必要な役割だというお話が印象的でした。それ以外にも、チーム内でのコミュニケーションの工夫(アイスクリームを食べながら雑談をする・会社にサンドバックを置くなど(笑))を実践されたりと、常に動きながらやってみる、という姿勢の大切さを学ぶことができました。
宮永先生、山寺先生、貴重なお話をありがとうございました!
次回は1月18日(土)、宮川順子先生、神田優先生をお呼びしての授業となります!
次回もお楽しみに!