さて、いよいよ10月11日 第2期が始まります。
第一番目の先生の本を読んでみました。
若宮正子著「老いてこそデジタルを。」一万年堂出版
高齢者は失うものが多いものです。
髪の毛が抜ける、歯がぬける、友達が亡くなるなど、いつも「喪失体験」ばかり味わされます。――こうしたドキッとするような文章も‘マーチャン’こと若宮正子さんが書くとすっと入ってくる。孤独をさけるために‘老いてこそデジタル’お話ことばの文章はまるで活字の向こうににこやかな顔をした‘マーチャン’がいるようです。
‘Lineはインターネットの茶の間’‘SNSはインターネットのおしゃべり会’相手目線の分かりやすい‘創造力’豊かな表現も楽しい本でした。
マーチャンは、年寄りのデジタルへの適応は人手不足の日本を助けるという書き方をしていますが、日本のデジタル化が遅れているのも、こうした高齢者の水準に甘えて来た社会がありますね。
マーチャンはお忙しい中でも熱中小学校には優先順位を高くして授業に来ていただいていますが、この丸森分校は3月にオープンスクールで(新型コロナの影響から現地でできずに)東京からネットで授業をしていただいた最初の先生です。熊本からクマモンも駆けつけてくれたのですが、あれから7カ月、ずいぶん昔のような気がします。
そのマーチャンを第2期の始業式にお招きできてリアルの授業楽しみです!
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