第3期最後の授業、今回もコロナ禍の中、万全な対策のもと、先生お二人にお越しいただき齋理屋敷に集まりました。ライブとZOOM配信の二本立てで行いました。
ホームルーム
あぶくま駅塗替えボランティア活動の総括と先日イタリアで開催されたWorld Forging Championship 2021 （世界鍛造選手権）SINGLE(ソロの部)で見事3位に輝いた我らの加成幸男さんを称える紹介がありました。
1時間目 猪俣昭夫（いのまたあきお)先生(生活教諭)
2時間目 大間ジロー（おおまじろー）先生(音楽 動画教諭)
秋田県阿仁地方が有名な〝マタギ〟ですが、猪俣先生は福島県金山町、奥会津から来ていただきました。冬は雪山で熊を討ち春はニホンミツバチの蜂蜜をとる日々を送りながら、子供たちへの自然教育やヒメマスの繁殖など、様々な地域振興に取り組んでいらっしゃいます。『マタギの生活やニホンミツバチについて』というテーマで熊や鹿、日本ミツバチの生態のお話をしていただきました。
丸森分校には養蜂部があり堀田さんも含めて日本ミツバチを育てている生徒がいますが、ミツバチの花粉には皆んなビックリ。どんなサプリメントより効くそうです。奥会津日本みつばちの会会長としての今の自然を未来へ繋げていかなくてはならないという貴重なお話を伺うことが出来ました。
オフコースの元ドラマーではなく元オフコースのドラマー（昨年8月22日の授業に出た方はわかるネタ）大間ジロー先生の授業はまさに〝トーク&ショー〟。
ビートフォーライフ（リズムのある暮らし）をテーマに感動の笑いの60分、『眠れぬ夜』を歌詞を見ながら裏話、秘話までお聞きしました。みんなでパーカッションを手にリズムを取ったり、ドラム体験コーナー、最後は『丸森マーチvol2』まで、大迫力の演奏を目の前で聴けたことは本当に幸せです。
本当は2003年結成した津軽三味線と打楽器ユニット「天地人」（現在は「Soul & Beat TEN-CHI-JIN」と表記）による音楽祭をあぶくま駅隣接の伝承館で開催予定でしたが、コロナ禍のため残念ながら延期。変わりの特別授業で丸森に来てくださいました。近いうちに必ず音楽祭をやりたいと思います。
授業終了後は第3期終業式。
校歌〝黙唱〟に続き菅原校長先生のご挨拶。
そして皆勤賞には『都会のマタギと田舎のマタギ~日本みつばちの食べ比べ~』という大変贅沢なプレゼントをいただきました。猪俣先生と堀田さんが丹精込めて作られた逸品です。21名がいただきました。
宍戸教頭先生の締めのご挨拶により第3期も無事終了。
皆さん、第4期も元気でお会いしましょう。そして新入生を心からお待ちしております。
